間違った目標のために売上が下がったお店

更新日:2014/12/15

 

 

目標を間違えると、理想と違うゴールに到達してしまいます。

例えば、

「稼動率を上げよう」という目標を立てたお店がありました。

4円パチンコの稼動率30%、1パチが50%のお店です。

なかなか目標が達成できない店長は、ひらめきました。

4円パチンコを減台して1パチを増やそう!!

 

このお店がどうなったかというと、

瞬間的には4円の稼動率は上がったのですが、徐々に落ちて行き、元の稼動率になってしまいました。

元の稼動率ならいいかと思った方、よーく考えて下さい。

4円を減台して、元の稼動率に戻ったのです。

 

これは、”売上の減少”です!!

 

実は4円パチンコを減台すると、ほぼ100%の確率で売上が減少します。

たぶん皆さまも薄々気がついていると思います。4円パチンコを減台すると売上が下がることを。

 

このような原因になった理由は、稼動率を上げることだけしか考えていないからです。

前回もお話しして来ましたが、一番重要な目標は”シェア”です。

シェアを下げてまで稼動率を上げることは、してはならないことなのです。

 

目標はいろいろとあって良いのですが、一番大切な目標はシェアだとルールにしておかないと、

このように間違ったゴールにたどり着いてしまうことがあるのです。

 

この他にも、間違った目標のお店をよく見かけます。

例えば、

アウトを目標にしているお店です。これも稼動率と同じようなことになってしまうことがあります。

4円と1円の区別をしないで客数を目標にしているお店も同じです。

 

一番大切な目標は”シェア”

そして売上や利益やアウトの数値目標も持つというのが正しい姿です。

もちろん4円1円ごとに数値で管理するようにして下さい。