地域1番店はどっちだと思いますか?
優秀な店長ではなく、優秀なお店はどっちか?という問題です。
「無料であげる」と言われたどっちがほしいか?と考えてもいいかもしれません。
<A店> <B店>
設置台数400台 設置台数200台
客数200人 客数130人
稼動率50% 稼動率65%
どうでしょう?
このようにお聞きすると半々で分かれます。
私はAだと思います。
何故なら、利益額の多い店が一番だからです。
利益額や売上に比例します。売上は客数に比例します。客数の多い店が一番店です。
時々こんな反論があります。
「大きな店は、機械代もかかるし人件費もかかる」と……
実際にA店とB店の利益を計算してみます。
A店の粗利:4800アウト×50%×400台×玉利0.2円×13時間×30日=7450万/月
B店の粗利:4800×65%×200台×0.2円×13時間×30日=4860万/月
A店の方が毎月2590万円も粗利が高いです。
ここから機械代を引いてみたいと思います。
A店の機械代=35台×45万=1575万
B店の機械代=15台×45万=675万
どう計算してもA店の方が粗利が高くなることがわかるかと思います。
トヨタやソフトバンクでも目標はシェアNO.1です。
パチンコ店でもシェア1番が地域一番になります。1番優秀な店長は誰か?という話しだと稼動率の高いお店の
店長になる事もあります。
しかし1番のお店はどっちか?と聞かれれば客数の多い、シェア1番のお店が地域1番店となるのです。
前回から、シェアの重要性についてお話しして来ました。
何故このような話しをクドクドとしているかというと、稼動を最重要目標にしているお店が多いからです。
次回は、稼動を目標にしていたがために売上を落としてしまった事例をお話しします。