『マーケティング戦略』の本当の意味

更新日:2012/11/01

「マーケティング戦略」とは何か?本当の意味を知ると”経営の本質”がわかるようになります。

マーケティングは、企業の戦略において必須なものであり、商品開発や営業において無くてはならないものです。

しかし”マーケティング”という言葉はとても抽象的に日本では使われてしまっています。

人によっては広告や調査のことを言ったりします。

 

 

”本当のマーケティング”を定義します。これはドラッカーの言葉です。

「マーケティングとは、顧客から始まるビジネス思考である」 

「顧客から始まる」とは、お客様の“行動や心理”から考え始めるという意味です。

お客様の気持ちや立場になって全てを考えるということです。

「ビジネス思考」とは、マーケティングはビジネスで必要な“思考法”だということです。

マーケティングとは“顧客視点の思考法”なのです。

広告とかリサーチはマーケティングの1部でしかありません。

 

企業がしなければならないものは、

1.     お客様を知ること

2.     ライバルを知ること

ビジネスで必要な事はこの2つでほとんどを占めると言われています。

「お客様を知るために行う」ものがマーケティングということです。

 

もう1つ定義したいものがあります。それは“戦略”

 「戦略とは、限りある資源を投資する先の優先順位を決めることです」

何に“集中して”投資するのかということが戦略だということです。

 

なぜ集中する必要があるのでしょうか?

先がとがった針と丸い針とではどちらが刺さりますか? ということと同じ原理です。

集中した方がお客様の心に突き刺さるのです。

 

 

織田信長は桶狭間の合戦で集中することにより勝利をしました。

大群に対して、桶狭間という狭いエリアに集中し、今川義元の首だけを狙うことで勝利したのです。

 

 

では集中しなかった場合はどのようになるのでしょうか。

他社と同じような会社や製品になり、そのキャッチコピーも目立たないものとなります。差別化ができなくなるのです。

集中するということが大切だということは、けっこう知られています。

それなのに実行できている企業が本当に少ないのが実情です。優良な大企業ですら出来ていません、

なぜか?

それはとっても“勇気”を必要とするからなのです。

集中するということは何かを“捨てる”という重大な決断をしなければなりません。

この決断が並みの人間にはとてもとても難しいのです。

しかし、何かを捨てて集中することがビジネスでは必要であり、これこそが戦略なのです。

常人では持ち得ないほどの勇気を必要とするので、この決断は経営者がしなければならないのです。

そして集中するものの優先順位を決める為に必要なことが”ライバルを知る”こととなるのです。