更新日:2013/2/20
ランチェスター戦略では“シェアを最重要視”しています。なぜならシェアNO.1になると利益率が向上するからです。
そして目指すべきシェアを示しています。
73.9%「上限目標値」
もうこれ以上はシェアを上げない方がいいという上限値です。
これ以上とると市場が活性化しなくなり、需要が冷え込む可能性が出てきます。
競争が無い世界は成長が止まり、企業努力もなくなり需要が活性化しないということです。
41.7%「安定目標値」
首位独走の条件ともいわれます。トヨタなどもこの数字にこだわりを持っています。
26.1%「下限目標値」
強者の下限となります。最低でもこの数字が無いと1位になれないということです。
ここまでが目指す目標です。しかし、ここに遠く及ばない企業の為に中間目標値を設定しています。
19.3%「上位目標値」
弱者の当面の目標
10.9%「影響目標値」
本格的な競争に入る境目。赤字・黒字の分岐点とも言われている。
2.8%「拠点目標値」
市場参入の最低条件。これを下回ると参入に失敗したということになる。
営業部門は予算や前年比で計画や評価をしがちですが、企業の戦略としてはシェア目標を
設定しなければなりません。
10%を超えると、シェアは利益率と相関関係が出来てきます。シェアが増えれば利益率も向上するということです。
自社のシェアがわかると目指す目標も定まってきます。
1番を目指しているのか、2番を引き離しているのか、次の市場へ進出するのか、です。
※実践編にて、パチンコ版ランチェスター戦略をご案内する予定です。こうご期待!!